勝山を歩いて来た
ニホンザルには会えなかった
2016年の年賀状作成用に、ニホンザルの写真を撮りたくて、岡山県真庭市の「神庭の滝」に行って来た。残念ながら、神庭の滝自然公園内の猿は、近隣の山から下りて来る野生猿なので、サルの気まぐれで居たり居なかったりするので、今回はサルには会えなかった。
前日・前々日には、ライブカメラでサルが居る事を確認していただけに残念だ。
勝山街並保存地区
西蔵
昼食をとるために、神庭の滝から自動車で10分程の、勝山街並保存地区へ行った。日本酒「御前酒」の蔵元、辻本店が酒蔵を改装してやっているレストラン「西蔵」でランチを取った。
「西蔵」の前には駐車場があり、5台程止める事が出来るが、僕が行った時には満車で駐車出来ない。前を通り過ぎてしばらく進むと「無料観光駐車場」があり、そこに止める事が出来た。
西蔵に向かって歩く。道路の舗装が石畳風にしてあって風情がある。
「御前酒 辻本店」の道を挟んで向かいにある西蔵に到着。(南北に通っている道なので、御店の西側にある蔵と言う事で西蔵なのだろう。)
店の中は、全く見えないが、手動の重い扉を開けて中に入ると、席数で70席くらいはありそうな店内が、結構なお客さんで埋まっている。
少し暗めの店内は、趣がある。
案内された席に着いて、ランチメニューをみると、ランチコース約2,500円、どんぶり物が1,000円程度の値段。
周りのお客さんは、ランチコースと日本酒を注文しているようだ。
僕ら夫婦はお酒は飲まないので、どんぶり物2種「ステーキ丼」と「3色丼」をそれぞれ注文。
「ステーキ丼」は牛肉をたっぷりのバターで焼いたものが乗ったどんぶり。
「3色丼」は鶏そぼろ、紅シャケ、野沢菜漬けの3色の具が乗った弁当箱。
味は、まずまず。スゴく美味しい訳ではないが、合格点。日本酒を楽しみながら食事をする店としてはオシャレで良いと思う。
観光客のおじさんが、コーヒーのみの注文は出来ますか?と聞いていたが、コーヒーはやってないですと断られていた。
支払いは、クレジットカードOK
街並保存地区
昼食後、街並を散策。観光客がチラホラ歩いている。紅葉も終わって、オフシーズンに入っているはずだが、カメラを持ってソロで来ている様子の男性や、女性2人組、小さい子供の家族連れなどが居る。
石畳で整備された通りに面した商店や民家は、古いたたずまいを残しつつ、生活感もあって趣がある。
建物の通りに面した所には、それぞれ意匠を凝らした「のれん」を掛けてある。
町おこしの為に、みんなで頑張っているのだろう。
並ぶ建物の中には、街並にマッチしない建物もあるが、「のれん」をかけて、建物の一部を塗装する事で、統一感を出している。
山側には、お寺や武家屋敷のある一帯があり、石段を上がっても、街並を見おろしつつ、古い建物の街並を楽しむことができる。
コンパクトにまとまっているので、部分ごとにゆっくり楽しむ事が出来た。
檜舞台
街並保存地区を通り過ぎると、「檜舞台」という商店街がある。普通に、地方の寂れた商店街なのだが、木製のアーケードが建っていて、ここもストリートとしての統一感が出来ていた。
神庭の滝
神庭の滝自然公園は入園料が300円。今回は猿に会うのが目的。猿に会えないのに入園料は払えない。
入園料を払う所に「猿はいません」という表示があるし、
出て来る人に聞いても、「猿は居ませんでした。」ということなので、入園はしませんでした。
しかし、滝は見ておきたい。
途中の林道から山へ上がるルートの途中で滝が見えるはず。
林道に挑戦しました。
軽自動車同士でもすれ違う事が難しい道幅の林道を、落石注意の表示におびえながら
くねくねと上っていくと見えました。
滝です。
慰霊碑
そして、滝の見えるカーブのところに、慰霊碑がありました。昔、学校の先生が家庭訪問の帰りに、遭難して亡くなったという事です。
当時の同僚が数十年後に作った慰霊碑のようです。