2019年7月30日火曜日

草刈りしていて思った

人類は小麦の奴隷と、サピエンス全史には書いてあった。
町内会のボランティアで草刈りをしていて思い出した。

自宅周辺は、水田が広がる稲作地域だ。
用水路に沿って草刈りの作業をした。
大きめの川沿いの草刈りもする。川沿いは蔦類とイネ科の草が競うように生える。
放っておくと、どこもかしこも草だらけだ。
草原はしばらくすると、木が生える。
樹木が生え始めると、林になり森になる。
イネ科の草は日差しを遮られ、育たなくなる。
蔦は、樹木に巻き付きながら日光を求めて上に伸び、樹木と共生する。

木から降り、森林を出て、草原での生活に適応したのが、我々人類だ。
草原が森林に変化することを嫌い、森林化した土地から逃れて移動したにちがいない。
森林を焼き払い、立木を切り倒し、森林を草原化することができるようになって、居住できるところが広がった。炎と樹木を切り倒す刃物が人類の武器だ。
草原に生えるイネ科の植物は人類と共生し、その種子の一部を人類への報酬とすることで、自らの生育環境を広げ、安定した生活を確保した。

昔から、人間はこうやって草刈りをして、土地の森林化を防いできた。
イネ科植物の戦略で仕組まれて、人類は巨大植物と戦っている。
逆に巨大植物の戦略で、行動させられる動物たちもいる。

人間は暗い森を怖がる。
田園風景は人間が世話をしている草原だが、
草原を維持し、特定の植物の利益のために、人類が働かされた結果でもある。


2019年7月17日水曜日

金利が低いままだと、消費は増えないよね

デフレ対策のためにマイナス金利

お金を使わせて、物やサービスをしっかり買ってもらうと、デフレを脱却できる。
金利を下げて、ドルに対する円の値打ちも下げる政策がとられている。
ずーっとこういう状態。

個人の感覚

経済理論はよくわからないが、逆じゃないかと思う。
低金利のせいで、みんなお金を使えなくなっているよね。

お金のない人が、お金を借りてバンバン買い物をすると、普通は怒られる。
欲しいものがあれば、ちゃんとお金を稼いで、お金を貯めて買い物をするのが真っ当な人だ。

例えば・・・
自動車を買い替えたいと思って、ディーラーに行くと、欲しい車が諸経費込み300万円だ。
貯金通帳の中には、250万円ある。今の車の下取りを50万円でしてくれる。
ぴったり買えるけど、買っちゃったら貯金がゼロになっちゃうよ。ゼロでは給料日までもたないなぁ。もう少し我慢しよう。

普通はこうだよね。

1年頑張って、お金を貯めた。毎月1万円貯金をして、12万円増えた。
250万円+12万円で262万円の貯金。300万円の車を買いに行ったら、下取り査定が15万円下がって、35万円。
これでは3万円不足になって買えない。

金利がゼロだと、いつまでたっても買い物ができないです。

もし金利が年3%ついていたら、250万円の貯金は257万5000円になって、12万円の積み立ても半年複利で年3%なら12万2700円になっている。合計269万7700円に下取り35万円で、300万の車を買っても4万7700円の残金になる。
残金4万7千円はちょっと寂しいが、なんとか給料日までは乗り切れる。よし買っちゃおう。

金利分で余裕ができたので買い物ができました。


企業の場合

貸しはがしの記憶がまだ残る経営者。景気が良くて運転資金が稼げるときはいいけど、少し景気に陰りがでて、資金繰りが厳しくなった時に、銀行に融資を頼みに行くと、逆に設備投資をしたときの謝金の返済を求められる。
あのときはなんとか返済できたが、あんな目に会うのは嫌だ。
設備投資は自己資金でやろう。自己資金はあと5年もすれば蓄えることができそうだ。
国や地方自治体からしっかり出ている、中小企業向けの助成金も活用しよう。
マイナス金利の時代に、いかに金利が低いとはいえ、銀行に支払うのは嫌なこった。

結論

個人でも事業者でも、堅実に自己資金を貯めてから買い物をするタイプならば、金利がいくら下がろうが借金をして買い物なんかしないよ。
むしろ資産に対して金利がつけば、元本はそのままで金利で増えた分を使っちゃえという人が多いんじゃないか。

2019年7月8日月曜日

会社でのPC環境の変更

会社でのPC環境の変更

会社で異動になり、だいぶ仕事の環境が変わった。
これまでは、印刷関係でDTPの部門に所属していたので、事務仕事全般にもMacを使っていたのだが、異動先では古いシステムの絡みで、インターネットエクスプローラーが必須なので、Windowsマシンをあてがわれた。
これまで使っていたMacは持って異動してきたので2台使いである。
前任者が使っていたPCを引き継いだのだが、OSはwindows7で、前任者のデータも「ゴミ箱」の中や、ドキュメントの中にも残っている。
どうやら前任者は、ファイルをほとんどデスクトップに保存していて、僕にPCを渡す時には、デスクトップのものをゴミ箱に捨てて、準備完了となったようだ。
Windowsは、あまり使ったことがなくて戸惑うことが多い。メイン機として使ったことがあるのはWindows Meのみ。Macメインでサブ機としてWindowsVistaを使ったことはある。

設定をやってみる

まず、自分のアカウントを作り、メールなどの設定を行う。メールはとりあえず前任者が使っていたOutlook2013に自分のメールアカウントをセットする。
ブラウザはChromeをインストールして、MacのChromeと同期させる。
業務で必要なIEも新アカウントの設定をして、最低限必要なブックマークとかを持ってくる。
ドロップボックスも入れて、Macのドロップボックスと同期をかける。
会社のセキュリティルールからすると、ドロップボックスはブラックに近いグレーだが、クラウドの使用は明文化されていないので、まぁOKだ。
前任者は、Windows7のアップデートも止めていたようなので、この機会にやっておく。
office関係はプログラムフォルダの中から探して、起動したら使えるからまあ良い。
紋章を書くため、メモ帳ではちょっと難しいので、エディタを入れる。「TeraPad」と「サクラエディタ」を入れてみる。(MacではCotEditorを使っている)
FTPクライアントのFileZillaもインストール。

使い勝手がきびしい

Macばっかり使っていた期間が長いので、Windowsの使い勝手が悪くて困る。

かな/半角英数の切り替えがイライラする。

「半角/全角」キーを押せば切り替わるのは覚えていたので、使えることは使えるが、現状が「かな」なのか「英数」なのかを常に把握しておかなければならない。Macだと、かな入力の前には「かな」キーを押せば、現状が「かな」だろうが「英数」だろうがどっちでも「かな」になる。逆に「英数」を押せば、現状が「かな」だろうが「英数」だろうがどっちでも「英数」になる。Macのほうが合理的だと思う。
「かな」モード入力で「英数」に変換する時に、ファンクションキーを押すのも、難しい。
古いMac使いの僕は、「Option」+「S」で英数変換が染み付いている。これは慣れの問題か。

全文検索してくれない

MacだとFinderのウィンドウの左上の「検索」に入力すると、全文検索の結果がでるが、Windows7の検索では、ヒットしない。
デフォルトでは、全文検索のインデックスは非常に限定的な範囲でしか作られていないようだ。
コントロールパネルで、「インデックスのオプション」を操作して、「インデックスを作成する対象」で「ユーザー」フォルダの詳細設定のファイルの種類で、「プロパティとファイルのコンテンツのインデックスを作成する」にチェックを入れる。
これで、ユーザーフォルダの中身の全文検索ができるようになるはず。

2019年7月1日月曜日

自転車通勤を1年近く続けた結果 体重が……

そもそもきっかけ

2018年 51歳の時に、いわゆる五十肩で、痛みがあるので、整形外科を受診した。
治療として「肩のリハビリ」と「全身運動」をするよう指導を受けた。

肩の方は、「肩のリハビリ」ではほとんど改善せず、ステロイド注射で劇的に改善したので通院はやめた。
ステロイドの効果は1ヶ月以上続き、その後また痛みはあるものの、可動域は次第に広がって消え入るので良いことにしておく。

自転車通勤

全身運動と言っても、スポーツの趣味はないし、時間も取れそうにない。
なので、自転車通勤をすることにした。
使っている自転車は、

【 商品名】[ブリヂストン]2018 CYLVA F24 (シルヴァF24) [VF2449] フレームサイズ:490mm  カラー/サイズ:E.Xヨークオレンジ-490mm 
【 金 額 】48,470円

ブリヂストンが通勤通学用のスポーツバイクという位置付けで販売している自転車で、本格的クロスバイクとしてはイマイチのものだ。
タイヤはパンクしにくい太めのものだし、メカもマウンテンバイク用のものを流用で、舗装道路用のスピードの出せるタイプではない。
しかし、市街地を通勤に使うための性能は十分で、それなりにスピードも出せる。

自転車通勤は、片道約8kmで、市街地を走るので信号待ちなどで停車も3〜4回はある。
片道約30分、脈拍が信号待ちの時に数えると124回/分ぐらいの運動になっている。
スマホ用のアプリで、rantasticというものをiphone7に入れて、走行記録をとっているが、平均速度は16km/h、最高時速は36km/h程度で走れている。
1ヶ月の走行距離としては220km程度で約1年継続してきた。

約1年間続けた結果

最初の3ヶ月で体重の変化は、62.0kg→60.5kgへ、1.5kg減量
次の3ヶ月で体重の変化は、60.5kgから60.5kgへ、変化なし
次の3ヶ月で体重の変化は、60.5kgから57.5kgへ、3kgの減量
次の3ヶ月で体重の変化は、57.5kgから56.5kgへ、1kgの減量

約1年間でトータル5.5kgの減量ができた。

56.5kgは20代前半のころの体重である。
もともと、瘦せ型なので体重は気にしていなかったし、ダイエットという意識もなかったが、オムロンの対組織計で計測する体脂肪率が、23%から20%に下がったので、余分な脂肪を減らすことには成功したように思える。

これまで生活習慣病検診で、肝機能異常を度々指摘されてきたが、脂肪肝が解消できたとするならば、今後の検診結果が楽しみである。

ロコモティブシンドロームの傾向もあったが、これも改善した。
片足立ちで靴下を履こうとしてフラついたり、低い段差でつまずくことが多かった。
これが、明らかに改善した。片足立ちで靴下は余裕で履けるようになった。
自転車通勤の効果で、膝周りの筋肉が強くなったのか、体重が減ったおかげなのか、その両方なのかはわからないが、動きに余裕ができた。

ウオーキングをすると、足底腱膜炎のような症状が出ていたがこれも改善した。
ウオーキングで2kmほど歩くと、左足のツチフマズから足の甲にかけての足の内側に、強い痛みが出て2〜3日の休養が必要になっていた。
ここ1ヶ月はウオーキングを6km(時速6kmで約1時間)やっても痛みはない。

60cm〜1mくらいの高さから飛び降りることも、膝・腰に衝撃があってできなくなっていたが、平気になった。
体が軽くなったと実感する。