2019年7月17日水曜日

金利が低いままだと、消費は増えないよね

デフレ対策のためにマイナス金利

お金を使わせて、物やサービスをしっかり買ってもらうと、デフレを脱却できる。
金利を下げて、ドルに対する円の値打ちも下げる政策がとられている。
ずーっとこういう状態。

個人の感覚

経済理論はよくわからないが、逆じゃないかと思う。
低金利のせいで、みんなお金を使えなくなっているよね。

お金のない人が、お金を借りてバンバン買い物をすると、普通は怒られる。
欲しいものがあれば、ちゃんとお金を稼いで、お金を貯めて買い物をするのが真っ当な人だ。

例えば・・・
自動車を買い替えたいと思って、ディーラーに行くと、欲しい車が諸経費込み300万円だ。
貯金通帳の中には、250万円ある。今の車の下取りを50万円でしてくれる。
ぴったり買えるけど、買っちゃったら貯金がゼロになっちゃうよ。ゼロでは給料日までもたないなぁ。もう少し我慢しよう。

普通はこうだよね。

1年頑張って、お金を貯めた。毎月1万円貯金をして、12万円増えた。
250万円+12万円で262万円の貯金。300万円の車を買いに行ったら、下取り査定が15万円下がって、35万円。
これでは3万円不足になって買えない。

金利がゼロだと、いつまでたっても買い物ができないです。

もし金利が年3%ついていたら、250万円の貯金は257万5000円になって、12万円の積み立ても半年複利で年3%なら12万2700円になっている。合計269万7700円に下取り35万円で、300万の車を買っても4万7700円の残金になる。
残金4万7千円はちょっと寂しいが、なんとか給料日までは乗り切れる。よし買っちゃおう。

金利分で余裕ができたので買い物ができました。


企業の場合

貸しはがしの記憶がまだ残る経営者。景気が良くて運転資金が稼げるときはいいけど、少し景気に陰りがでて、資金繰りが厳しくなった時に、銀行に融資を頼みに行くと、逆に設備投資をしたときの謝金の返済を求められる。
あのときはなんとか返済できたが、あんな目に会うのは嫌だ。
設備投資は自己資金でやろう。自己資金はあと5年もすれば蓄えることができそうだ。
国や地方自治体からしっかり出ている、中小企業向けの助成金も活用しよう。
マイナス金利の時代に、いかに金利が低いとはいえ、銀行に支払うのは嫌なこった。

結論

個人でも事業者でも、堅実に自己資金を貯めてから買い物をするタイプならば、金利がいくら下がろうが借金をして買い物なんかしないよ。
むしろ資産に対して金利がつけば、元本はそのままで金利で増えた分を使っちゃえという人が多いんじゃないか。

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