2016年6月12日日曜日

今朝の新聞(日経 風見鶏)

今朝の新聞(日経 風見鶏)より
「日本でも投票に行かない若者は年金保険料をまず払わない。 高齢者に圧倒的に有利にできている年金制度を選挙で覆せるか。1歳当たり120万人しかいない18歳や20歳がいくら頑張っても、1歳で約226万人いる団塊の世代にかないっこない。選挙に行くより、社会の秩序を無視する方が判断としては合理的だ。」



投票に行かない若者も年金保険料は払うと思うが、年金保険料を払わない若者は投票にも行かないだろう。

選挙制度については、今の制度はベストではなくベターなんだよね。
投票で負けるからといって、テロリストになるのは良くない。
自分の意見を、ドンピシャで代弁してくれる、政党や候補者はまずいないから、投票に行かない、行けない。
大事なことは、国民投票をどんどんできるシステムがあればいいのに。
ガッチャマングラウズ インサイトみたいになるのも怖いが。
大衆は間違うことも多いから、議員さんや法人の投票の評価を重くする方がいいと思う。五輪エンブレムの騒動のように、自分の意見が反映されなくても投票できたことで満足できることも多い。

政治とは、つまるところ利益配分の適正化だから、年金問題とかはまさに、政治の中心課題だ。
だからこそ、単純に投票で決めるのではなく、賢人の知恵が必要だ。

1 件のコメント:

みけた さんのコメント...

自己レスですが。
英国EU離脱の国民投票を見て、国民投票は恐ろしいと考え直した。
代議制の政治は、衆愚政治と賢人統治の折衷案として優秀な制度だと改めて知らされた。