機動戦士ガンダムの再放送をBSでやっていて、録画している。
19話 ランバ・ラル特攻 と、20話 死闘!ホワイトベース を視聴した。
19話は、ふてくされて、ホワイトベースを出てさまようアムロが、ランバ・ラルやハモンに出会い気に入られた後、モビルスーツ戦で対峙する話し。
動きの少ない、抑えぎみの表現だが、内容は盛りだくさんの回。
作画は、安彦良和の作画監督回で、顔の表情の微妙な描き方が素晴らしい。
こんな微妙な心理描写をわずかな動きでこなしてしまう絵の力を感じる。
20話はホワイトベースの独房に入れられたアムロ、アムロの処遇に不満を感じたカイやハヤトが、今度はホワイトベースを飛び出すが、ランバ・ラルが白兵戦を仕掛けて来るのを見てホワイトベースに戻るという話し。ホワイトベースに攻め込んだランバラル隊との銃撃戦が見所。
作画は、富沢和雄の作画監督の回で、冒頭の静かなシーンではキャラクターの表情の描き方や、女性キャラの顔が崩れている所が気になったが、一転して白兵戦のシーンでは、群衆での銃撃戦アクションと、爆発の描き方はさすがスタジオZという良い出来になった。
作画担当者の得意な表現を上手く演出側でコントロールしていたのだと思う。
止め絵で入った、アルテイシアを抱き上げるラルの絵は誰が描いたものかなと疑問に思った。
ラルとセイラの関係はTV放送だけを見ている視聴者に理解出来るのか?
ダイクン家を取り巻くストーリーは、放送当時、TV放送だけを見ていて理解出来る内容とは思えない。説明を省略しすぎる事で奥行きを出す手法だ。
改めてファーストガンダムを見ると、いろいろ見所がたくさんある。
19話と20話では導入画面で、ガンダムの空中換装の訓練が入っている。
スポンサーから主役メカの合体シーンを毎回流すよう要請があって、ストーリーの中で合体するのが難しいので、こんな形で流して誤摩化したのだろう。
いろいろ想像出来る。
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