2012年5月29日火曜日

タイムスクープハンター

本日のタイムスクープハンターは、江戸時代の紙のリサイクル。
天保14年
紙くず屋が、さえちゃんから回収した紙くずは、捨てられた恋文。
紙くず屋は、古紙問屋に紙を持ち込む。表具屋がふすまの下張り用に紙を買いにくる。
翌日、女性(お杉さん)が手紙の回収にきたが、すでに女郎屋のふすまの下ばりにされていた。
さえちゃんの、恋文の相手は、お杉さんとも通じていたらしい。
女中頭のお杉さんに、手紙の内容がばれると、さえちゃんは首になる。
お杉さんは女郎屋に手紙の回収に行くが、女郎屋にはなかなか入れてもらえない。
その隙に、さえちゃんから泣きつかれた、紙くずやと表具師は、手紙の回収を行う。
新兵器 モスキートカメラ 登場。お杉さんの様子と、回収状況の二元中継。
さえちゃんの手紙は、回収され道路に捨てられ、紙くず拾いに拾われる。
お杉さんがやっと、中に入れてもらって、ふすまを外すと、中で恋文の相手が、女郎とよろしくやっていた。
修羅場に突入。
めでたく、さえちゃんの手紙は、お杉さんにばれないで済んだ。
以上


  • 回収した古紙は、墨の量によって分類される。
  • ふすまの下張りは、墨が多い物を使う。墨に防虫作用があるらしい。
  • 「紙くず買い」と「紙くず拾い」は別の職業。



【リサイクル工程】
紙を鍋で煮る(1〜2時間)→棒でたたく→水洗い→紙すき→乾かす→完成

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