2017年5月23日火曜日

テロ等準備罪・共謀罪には反対

テロ等準備罪・共謀罪が衆議院を通過しそうです。

この法律には反対です。

テロの準備をしたり、悪事を共謀するのは自由だと思います。
実行しちゃダメです。
実行しなければ良いんです。

推理小説家が編集者と作品の打合せで、凶悪なテロ事件のリアルな実行計画を練り、計画書を準備してコストを計算する。
ファミレスなんかで打合せをする。ファミレスの隣の席の人が通報。
その後、執筆に取りかかろうとしたところで、逮捕状を持った警官がやって来て勾留される。
あくまでも、フィクションだからと抗弁しても聞き入れられない。
共謀したところまでは事実だから。

あと、これは計画とかアイデアを練ることに対しての罪なので、過去に遡って訴える事が可能になりそうなところも問題。

サバゲーとかする人も取り締まりの対象に出来るし、シミュレーションゲームも出来なくなる。
双眼鏡と地図を持って、街中を散策するのもアウトだよ。
取り締まる側の裁量で、どこまでも範囲を広げる事が可能に思える。

少なくとも、犯罪組織と非犯罪組織の区別を明確にしておく必要がある。
犯罪を目的とした組織であることを事前に認定して、該当する組織に認定した事を通告し、抗議を受け付ける期間を設ける。
犯罪を目的とした組織であると認定された組織が実際に、犯罪を共謀した際には取り締まる。
こんな手順が必要だろう。

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