2014年1月26日日曜日

しもやけ

家でヌクヌクしていると、右足の中指が猛烈に、かゆい。
見ると、中指と小指が赤い。
















写真ではすこし分りにくいか・・・。

皮膚科を受診しました。
以前、稗粒腫を診てもらった病院です。

医療法人 咲桜会 ひふ科大山クリニック
岡山市北区津島南1-1-12(TEL.086-252-3389)
先生のブログはこちら→ http://ameblo.jp/tushima-hifuka/


結果、「しもやけ」でした。
(家では暖かいのですが、職場では節電のおかげで、足下が冷えるのが原因かと・・・。)

先生曰く、



「指全体が赤くなる症状はしもやけです。暖かくして下さい。薬は飲み薬を1種、塗り薬2種です。」
と言う事でした。

先生から、しもやけの説明のコピーをもらいました。

しもやけとは

しもやけ(凍)は、気温が4度から5度の時期に、一日の温度差が大きくなると発症しやすい。
温度の急激な変化が原因。
皮フの微細循環の機能がうまく働かないとしもやけになる。
靴で圧迫される足は血行が悪くなり、微細循環がうまく働かなくなりやすい。
最近は重症は減ったが、軽症の物はまだまだある。

2種類の病型


  1. 「樽柿型」うれた樽柿のように赤く腫上がる。皮フのひび割れ、水ぶくれ、ただれを生じる。
  2. 「多形紅斑型」すこししこりを持った赤い斑が生じる。
どちらも、すこしあたたまると、余計に痒みがひどくなる。



治療は、血行を回復させる事が目標。


  1. 室内の保温
  2. 外出時も、手足や耳を寒さにさらさない。
  3. マッサージで血行を良くする。(びらんや潰瘍のある場合はマッサージはしない)
  4. ビタミンE軟膏など血管拡張作用をもち、さらに皮フの保護作用のある油脂性軟膏をぬる。
  5. 全身的治療として、血行をよくする、血管拡張剤、循環ホルモン剤、末梢血管拡張剤の内服を行う。


予防は、寒さ対策が基本。


  1. 比較的低温状態で、温度格差が激しい事が原因。
  2. 手足が濡れたらすぐ乾かす。
  3. 靴下が汗で湿ったら、取り替える。
  4. 微細循環の強化(手足を温水と冷水に交互に入れる「冷温交換灌注法」)
  5. ビタミンEの服用など


実際の治療

処方されたのは、

ユペラ錠50mg

ビタミンE剤食後に1錠。
 末梢血管の血流や、脂質の代謝をよくする。

ヒルドイドソフト軟膏0.3%(25g/1個)

1日2回、患部周辺の広い範囲に塗る。
 ケロイド症状を抑える薬。
 炎症を抑え、痛みを和らげる。
 皮膚の水分保持作用により乾燥性の皮膚の症状を改善する。

ボアラ軟膏0.12%(5g/2個)

1日2回、患部に狭い範囲で塗る。
 皮膚の炎症を抑える塗り薬。
 ステロイド剤。

以上、2週間分の処方を受けました。


治療費と薬代で1,360円(3割負担)を支払いました。

薬を飲んで、塗り薬も塗ると、痒みは若干の改善がありました。
薬を塗った後















すぐには直らないと思うので、気長に治療します。

→ところが、この後3日で、かゆみは感じなくなりました。
塗り薬の効果が非常に高いと感じました。

薬の処方期間の2週間では、塗り薬は使い切る事は出来ませんでしたが、
2週間で、バッチリ完治しました。



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