見ると、中指と小指が赤い。
写真ではすこし分りにくいか・・・。
皮膚科を受診しました。
以前、稗粒腫を診てもらった病院です。
医療法人 咲桜会 ひふ科大山クリニック
岡山市北区津島南1-1-12(TEL.086-252-3389)
先生のブログはこちら→ http://ameblo.jp/tushima-hifuka/
結果、「しもやけ」でした。
(家では暖かいのですが、職場では節電のおかげで、足下が冷えるのが原因かと・・・。)
先生曰く、
「指全体が赤くなる症状はしもやけです。暖かくして下さい。薬は飲み薬を1種、塗り薬2種です。」
と言う事でした。
先生から、しもやけの説明のコピーをもらいました。
しもやけとは
しもやけ(凍瘡)は、気温が4度から5度の時期に、一日の温度差が大きくなると発症しやすい。温度の急激な変化が原因。
皮フの微細循環の機能がうまく働かないとしもやけになる。
靴で圧迫される足は血行が悪くなり、微細循環がうまく働かなくなりやすい。
最近は重症は減ったが、軽症の物はまだまだある。
2種類の病型
- 「樽柿型」うれた樽柿のように赤く腫上がる。皮フのひび割れ、水ぶくれ、ただれを生じる。
- 「多形紅斑型」すこししこりを持った赤い斑が生じる。
治療は、血行を回復させる事が目標。
- 室内の保温
- 外出時も、手足や耳を寒さにさらさない。
- マッサージで血行を良くする。(びらんや潰瘍のある場合はマッサージはしない)
- ビタミンE軟膏など血管拡張作用をもち、さらに皮フの保護作用のある油脂性軟膏をぬる。
- 全身的治療として、血行をよくする、血管拡張剤、循環ホルモン剤、末梢血管拡張剤の内服を行う。
予防は、寒さ対策が基本。
- 比較的低温状態で、温度格差が激しい事が原因。
- 手足が濡れたらすぐ乾かす。
- 靴下が汗で湿ったら、取り替える。
- 微細循環の強化(手足を温水と冷水に交互に入れる「冷温交換灌注法」)
- ビタミンEの服用など
実際の治療
処方されたのは、ユペラ錠50mg
ビタミンE剤食後に1錠。末梢血管の血流や、脂質の代謝をよくする。
ヒルドイドソフト軟膏0.3%(25g/1個)
1日2回、患部周辺の広い範囲に塗る。ケロイド症状を抑える薬。
炎症を抑え、痛みを和らげる。
皮膚の水分保持作用により乾燥性の皮膚の症状を改善する。
ボアラ軟膏0.12%(5g/2個)
1日2回、患部に狭い範囲で塗る。皮膚の炎症を抑える塗り薬。
ステロイド剤。
以上、2週間分の処方を受けました。
治療費と薬代で1,360円(3割負担)を支払いました。
薬を飲んで、塗り薬も塗ると、痒みは若干の改善がありました。
薬を塗った後 |
すぐには直らないと思うので、気長に治療します。
→ところが、この後3日で、かゆみは感じなくなりました。
塗り薬の効果が非常に高いと感じました。
薬の処方期間の2週間では、塗り薬は使い切る事は出来ませんでしたが、
2週間で、バッチリ完治しました。
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