2013年5月10日金曜日

ウルトラパイル工法について調べてみた

セキスイハイムのグランツーユーの建築現場が、気になって、ちょいちょい見に行っているが、
直径が10cmくらいの鉄の管が突き出していた。→http://nikkicho.blogspot.jp/2013/05/blog-post_8.html
もらっている図面によると、「ウルトラパイル工法S」となっている。
「鉄の杭を入れる」としか説明は聞いていないが、ちょっと気になって調べてみた。


G.U.T協会(株式会社ソイエンス)
http://www.soience.co.jp/shohin/ultra.html

ここに詳しく説明があるが、素人にはよくわからないが、分らないなりに解釈してみた。

軟弱地盤の対策であることは分った。

地上に近いところの地面が柔らかいので、建物を支えきれない。
地下の深い所に、固い地層があるので、そこまで鋼の杭を打ち込んで、それを柱として、建物を支える。

杭を打ち込む手法が色々あるが、「ウルトラパイル」は、先端にスクリューがついていて、
土の中に突っ込んでから、回転させてねじ込んで行く方式。
先端のスクリューが回る事で、土の中をかき混ぜるので、
固い地層に当たっても、固い地層をグチャグチャに柔らかくしてしまう欠点がある。
この欠点を補うために、固い地層に当たった後、鉄の管の中で、おもりを落下させて最後は叩き込む。

叩き込む時の力(重さと、落とす高さの関係)と、その力でどれだけ食い込むかを計測する事で、
固い地層がどの位の、強さかも計測出来る。(地盤の堅さは「N値」で表現するらしい。)

回転してねじ込む方式で、しかも最後にハンマーで打込むのは地中で衝撃があることから、騒音が少ない工法である。
杭が地面に出る部分は、最後に溶接でフタをするらしい。


こんな感じの理解で正しいのかな?

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