軒先が、天地方向で下がっていて、奥行き方向で壁側に寄っている所が1箇所ある。
ユニットをクレーンでつり上げた時に、発生する歪みが原因と説明を受けた。
地上から見上げても、ほとんど分らないが、足場に上がってみるとよくわかる。
修正依頼はかけて、工場からスタッフが来て修正。
現場で、大工さんが修正。
軒先換気のスリットがある、板金処理を付け替えて、見た目の補正。
セキスイハイムの計測値では、最初は軒の端から端で、糸を張って歪みを計測した結果17ミリの誤差が有った。
修正後は、壁から軒先までの距離を、各ポイントで計測して、誤差が4ミリ。
工場での組み立て精度は、誤差2ミリ以内なので、現場での狂いは最大4ミリで、基準内であり、これで勘弁して欲しいと。
なんだか納得できない。
計測の基準である、壁自体が、歪んでいる部分は、奥行き方向で他の壁より、くぼんでいるように見える。
現場で作業している大工さんに聞くと、その大工さんも自分の家は、ハイムの木質系ユニットで建築したが、やはり軒は歪んでいると言っている。
展示場のモデルハウスを見て契約したので、モデルハウスに歪みが有ったとすれば、それをよく見ていなかった僕に非があると思い、今日は展示場に見に行った。
バルコニーからモデルハウスの軒を見てみる。
さすがに、展示場の家は大きいので、軒も長い。
しかし、歪みは認められない。ちゃんと真直ぐになっている。
板金処理はちょっとガタガタの所があって、それは我が家の方がましかも。
現場監督はこれ以上の修正は無理と言うし、雨樋を付けた段階では、そんなに目立たないし、性能面の問題はなさそうだし、これであきらめるかなぁ。
これは、ユニット工法の弱点だと思う。
壁もハイムが検査して基準内に納めているとは言うが、内壁もユニットの繋ぎ目で、2ミリ程度のデコボコが発生する可能性はあるし、実際、凸凹している。
床にしても、高低差がユニットの境目で出来る可能性はある。
ユニット工法の良い所は、工期が短い所だが、今回の修正で手間取って、工期に余裕は無い状態になってしまった。
鉄骨系のユニットならば、つり上げたときの歪みは木質系よりも小さい気はするが、現場での据付けの精度は、据付けの時の職人さんの腕次第の所はある。
現場監督がギブアップと言っているのだから仕方ないとは思う。
これから長い間住み続ける家なので、住んでいてユニットの歪みが原因の不具合があれば、欠陥と言えるが、今の所、見た目がわずかにかっこ悪いという程度。
外から普通に見ても、歪みは分らないはずなので、欠陥とまでは言えないか。
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