飲酒後、顔や体(全身)が赤くなるのは、「オリエンタル・フラッシング」といい、アジア人に限られる。
アセトアルデヒドを分解する酵素に「N型」と「D型」があり、「D型」だとうまく分解が出来ない。
世界の分布では、ヨーロッパではハンガリーでD型が2%あったほかは、欧州・中東・アフリカでは、D型は見つからなかった。
アジアでは、日本で44%、中国41%、タイ10%がD型。北米の先住民スー族4%、ナバホ族2%がD型。
3万から2.5万年前に中国南部で、突然変異のD型が誕生したと推測。
国内では、東北と九州南部にN型が多い。
縄文時代に渡来した人はN型、弥生時代に渡来した人はD型が居たと見られる。
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