皮膚の血管が太くなり、しっかり汗をかく→暑すぎて汗をかいてもなかなか冷えない。→脳が熱くなると、血管を収縮させる。
名古屋大学大学院 葛谷雅文 先生
高齢者医療のスペシャリスト
体温調節機能低下
水分量が不足
若い人は60%が水分
70歳は50%に減ってる。
高齢者は暑さに鈍感
喉に乾きも感じにくい。
家の密閉率が高いので、熱がこもる。
室温が30℃を超えないように
湿度も70%を超えると、リスクがたかまる。(汗が蒸発し難い)
たかせクリニックの場合
月2回の訪問診療
長年 地域医療に携わる
101歳の寝たきりのおばあさん
認知症 昨年6月自宅で熱中症
38℃の発熱。吐き気。→ナトリウム欠乏の熱中症
水をたくさん飲むだけでは逆効果。
血中ナトリウム濃度が減る。全身の細胞で塩分不足
脳や呼吸器にダメージ受けると、命に関わる。
見分け方
口の中が乾く・舌がちぢむ などはない。発見し難い
塩分入りの水を飲んで防ぐ。
ナトリウムと水を同時に補給する。
- 尿の量が、1日500ml以下になると、脱水の疑いあり
- 食事が取れない(食事から取る水分が減る)
- 高熱・微熱が続く
- 脇の下が、乾くと脱水の疑いあり。(脇の下は基本湿っているもの)
熱中症
1度 めまい、立ちくらみ、脚がつる、あせがとまらない
2度 脚ががくがく
3度 意識が無い
たかせクリニックが高齢者の熱中症を減らした方法
訪問した時にやること
パンフレットを見せて指導
- 筋トレをする。(筋肉は水分を蓄える)
- 食事。(スイカに塩をかけて食べる・おかゆに梅干し)
0 件のコメント:
コメントを投稿