2015年7月19日日曜日

高気密X高断熱住宅での生活




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※この記事を書いた後に、実験的に生活を変えてみました。それについてはこちら

高気密・高断熱住宅の意味

住宅の性能を考えると、高気密・高断熱という部分は外せないところですが、
実際に高気密高断熱住宅に住んでみての感じ方はどうなんでしょう。

我が家のライフスタイル

夏前半(5月〜7月)

2015年は5月後半に、30度以上の気温を記録し、その後6月は少し気温がさがりましたが、7月になり例年通りの暑さです。
我が家では、5月〜7月は、外気の湿度と室内の湿度を比べ、外の湿度が80%以下ならば、窓を開けます。
2階は東西南北全方向に窓がありますが、主に東側の窓から風が入ってきます。
東側の窓は、風を取り込むことを意識した、「縦滑り出し」の窓です。
全開にすると、外に向かって壁に対して直角にガラス面が突き出す形になるため、
南北東の3方向からの風を室内に取り込むことができます。
1階はトイレ以外は、普通の「引き違い窓」ですが、1階の窓を開けて、2階の窓を開けることで階段と、玄関吹き抜けを通じて、暖かい空気は抜けていきます。
これで、屋外が34度以下なら屋内の温度は32度以下を保ちます。
室温30度以上になると、外からの風だけでは厳しいので、扇風機を使います。
32度くらいまでならば、扇風機の風を「微風」にセットして室内の空気を動かせば大丈夫です。
窓を開けて、風を通すときも、24時間換気「空気工房」のスイッチは入れっぱなしです。
電気はもったいないですが、切ってしまうと窓を閉めた時に入れ忘れてしまいます。

雨が降っていたり、外がうるさい時などには窓を閉めます。
窓を閉めて暑い時は、室温32度を超えるならば、エアコンを入れます。
それ以下ならば、扇風機のみでOKです。


夏後半(8月〜9月)

8月〜9月は猛烈に暑くなることが多いです。
外気温は35度を超えます。室内の温度も32度以上になります。
温度計で32度以上になると、エアコンのスイッチを入れます。
我が家は、セキスイハイムのプランでダイキンのエアコンを全部で4台つけました。
全部の部屋のエアコンをつけることはありません。
必要な部屋のエアコンを、必要なときにつけるようにしています。
「快適自動」運転で、温度設定を+2に設定します。これで室温は29度から31度の範囲になります。
室温35度の状態からでも、窓を閉めて、エアコンを入れれば10分ほどで、快適な温度になります。
これは高気密高断熱住宅の効果だと思います。
エアコンと扇風機は併用することが多いです。
エアコンは温度を調整し、扇風機の風は快適さを調整するというイメージです。

秋(10月〜11月)・春(3月〜4月)

季節の定義として快適な温度の時期が「春」「秋」です。
窓は基本的には締め切ります。
花粉と虫が入ってこないように注意しています。
この時期は室温に合わせた服装で調整します。

冬(12月〜2月)

空気工房の「加温」を使わない状態で、室温は11度まで下がります。
「加温」を夜間モードで使うと最低室温は13度程度です。
我が家の暖房の主役は、ホットカーペットです。
室温14度くらいまでは、ホットカーペットの上にこたつを置いて過ごします。
室温が11度くらいになると、エアコンを入れます。
「快適自動」設定で、温度設定をマイナス4にすると、20度くらいになります。


こんな感じの生活で、高気密高断熱の性能を活かした暮らしはしてないと思います。
全館空調で常に、エアコンで温度調整をするやり方もあると思います。
でも外気の温度とある程度室温が連動するほうが、体にやさしい気がします。
夏は夏らしく暑い、冬は冬らしく寒い暮らしが人間らしいです。

とは言え、高気密高断熱の恩恵ははっきりとあります。
最低室温が13度程度に保てること。
結露しないこと。
この2点です。

夏は、生活をしていると、どうしても家電製品から出る熱で、室温が上がります。
夜なんかは、窓を閉めているとすぐに室温が室外の温度よりたかくなってしまいます。
夏暑い住宅と言えるかもしれません。
それも窓の使い方と、扇風機の使い方で解決できると思います。



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