今回の取材対象は日本で古くから庶民に親しまれてきたお笑いの芸「ものまね」。その歴史は古く「日本書紀」の中の記述には神の姿や形をまねる描写がある。1848年、江戸。町の居酒屋で職人たちの宴会が行われていた。仕切るのは、とび職人の末吉。酒で気持ちよく酔った頃合いを見て、仲間にものまね芸を披露させる。役者、動物の鳴き声をまねて爆笑! しかし、突然、賭場を仕切る男たちが「金を返せ!」と乱入して来る。
1848年 嘉永1年 7月3日
江戸
居酒屋
職人仲間の宴会
ものまねを披露するのが楽しみ。
鳶の末吉 がしきる
石工 大蔵
歌舞伎の石川五右衛門のまね
のこぎり切るまね
大工 鷹次郎
あるあるネタ
駕篭職人 周平
浮世ものまね
末吉
生き物の形態模写→マニュアル本「腹筋逢夢石」 1809年出版
日本書記、猿楽でものまねあり
店の外騒がしい
賭場から取り立てが来た。大蔵が賭場で借金が有った。
大蔵は仲間と窓から脱出。
長屋へ帰ると、長屋にも取り立てが来ている
場末の旅籠へ(末吉の姉が嫁いでいる)身を寄せる。
3両の借金。仲間から大蔵が攻められ喧嘩に。
小湊屋さんに頼んで、ものまね興行をやることに。(周平が段取り)
えんききっそうひゃくめんそう双六を使った顔芸
神社で「腹痛屋」として興行
盛況で終わったと思いきや・・・。
賭場の親分が観客として来ていて、役者のまねをやれと。
大蔵が五右衛門をやりきって・・・楽屋へ帰るが...
木戸銭は小湊屋が持ち逃げ
追いかけようとするが、借金取りに追いつめられる。
隠れている所を見つかりそうになり、とっさに猫の鳴きまねで逃れる。
小湊屋をおいかけ、金を取り返そうとするが
金は川に沈んでしまう
賭場の親分が迫る。
大蔵は覚悟を決め、親分に対面する。
懐刀を取り出し・・・・。
刀で小判の袋を切り開け、「ご祝儀だ」と大蔵に渡す。
「全部という訳には行かない」3両を取り返し、
「賭場なんかに来ないで、芸に精進しろよ」
親分は、大のものまねファンだった。
蝉の鳴き分けの芸を思いついたと最後に。
エンディングの杏ちゃんが、笑い顔だった。
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